ほえぶる!

ファンタジーやら現代もののエンタメ小説やら紀行文やら書いてます。自転車にも乗る。「文藝サークル~綴~」の中の人、「おにこくらぶ」の中の人、「ドジョウ街道宿場町」の中の人です。

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おによめ表紙


 「おによめ」
ダウンロードしたよ!
(945円税込)

DLsiteで買いました。


どうも、じょがぁです。


えー、最近ツイッターでつぶやかない日はない
「日本鬼子」のアンソロでございます。

待ちに待った作品だったので、
読んでみて率直に感じたものを書き散らしていこうと思います。



ちなみに、
日本鬼子(ひのもと・おにこ)とは?

中国が使う日本の蔑称
「日本鬼子(リーベングイズ)」から派生し、独立したキャラクターです。

同じ経緯で「小日本(シャオリーベン)」から
「小日本(こひのもと)」というちびっこキャラもいます。

今ではどちらも中国云々から飛躍して、
一人のキャラクターとして動き回っております。

鬼子さんとこにぽんの他にも、個性的なキャラクターがたくさんいて、
実にイキイキしてるんですよこれが!


まあ詳しくは(どんなキャラがいるのか含め)wikiを見て頂いて、
鬼子さんの姿に惚れてしまった自分ですが、


そんな鬼子さんの姿を思い思いに描いた
二次創作作品が「おによめ」、ということになります。



というわけで、自由に書き散らす、

感想はじまりますよ!



カラーイラスト部門

はは、イラスト部門……部門とかののたまっちまってますが、
そう名乗るようなたいそれた感想なんて書けませんけどね!

さておき、最初はゲストのきぃら~☆先生です。

きぃら~☆「チチノハナシ」

 こにぽんの、この頬のぷにぷにかん……!
たった1ページなのに、これは見ていて飽きないなあ。
ああ、ほっぺたぴんぽんぴんぽん押してみたいよ……!


kagati「前描き」

 簡単なキャラ紹介も兼ねた見開きイラスト。
日本鬼子、田中匠、わんこ、小日本、ヒワイドリ、ヤイカガシの四人と二匹。
そして日本青さん。
田中さんのいい笑顔がたまらないですが、おいわんこ、そこ代われ。
女の子二人に挟まれてるわんこさん、もう少し顔赤くなってもいいんだぜ?
 日本青さんの無感情っぷりがもう可愛くて仕方がない。
何を読んでるのか自分でもよくわかってない感じのきょとんぶりがもうね。
多分原稿こにぽんが書かなかったら読んでくれなかったんじゃないのか?
こういう、切り刻まないほんわかな青もええのう。


りっくにあ「鬼宴」

 おおう、朱色の造りとは、こりゃいい奈良平安だなあ。
細かいところにまで抜かりないのがええのう……!
左隅にある
鬼子さんの薙刀「鬼斬(おにぎり)」こにぽんの刀「御結(おむすび)」。
相変わらず御結は絶対にこにぽんの身長よりありそうだなぁ。
ヤイカガシが網タイツはいてるのに気付いたのは自分だけでいい。
個人的に足袋の叉割れっていうのかな、
あれを丁寧に描いてくだすったら文句なしだったわな。


さなだ「ひわやい」「それぞれの道」

 さすが、の一言だわな、こりゃ。
擬人化したヤイカガシとヒワイドリのカッコよさは
誰しもが認めるんじゃなイカ?
(性格は変わらないけど)
 鬼子さんと、成長したこにぽん……さん。
ここできぃら~☆さんとこのイラストに戻ると、
なんかドラマチック(な妄想をじょがぁはした)
 次号のときは漫画を出してくれるんだろうなあ……!



漫画部門

特に力入れてある。
さすが劇団だ……!

ぽてろんぐ「鬼子たん漫画・出張編」

 pixivから出張してきた漫画。
鬼子さんを題材にした漫画で一番有名なんじゃねえの?(個人の感想です)
って漫画ですけど、相変わらずのほんわか空気でありました。
(と同時に、「おによめ」で最もメタな話でもあるというw)
しかし、作品の中で田中が描いた漫画が普通に面白いw
シャシャっと描いたとは思えない構成力。
こりゃあ鬼子さんへの愛があるってもんよ。
そして二周目で気付いた。ヤイカガシいたのか、と。


No.15「鬼子が来た!」

 鬼子さん何読んでるんすかww渋すぎるwけど妥当すぎて逆に納得だわw
私服の鬼子さんて、どうしてかあまり見ないんだよなあ。
田中じゃないけど、鬼子さんはもっと冒険してもいいと思うんだ。
魔法使いスタイルとか面白そう。(要望)
私服鬼子さんとか、一コマしか出てこないこにぽんもいいけど、
でもやっぱりこの作品で一番好きなのは田中兄だな。
普通の男子な感じが自然すぎて、反応も等身大だわこりゃ。


華陀(恵方巻き巻き)「小日本とついなちゃん」

 ※これは月刊誌ではありません。
いいねえ、
このこにぽんと振り回されつつもノリのいいついなちゃんのコンビは。
まあ、月刊誌でない証拠は、この明らかにアウトなネタの数々ですな(著作権的な意味で)。
ちくしょう、こにぽん可愛すぎるぜばっきゃろォ
……と思うのはまだまだ序の口で(ぇ)
私ほどになると一ページ目左下、
こにぽんのむっとした顔を見てしまったついなちゃんの
(コマ外で描かれていない)帯になりたいと思いますからね(真顔)

しかし、ヨーヨーはどこへ行ったとか、
ラストのコマのお面がすり替えてあったりするのが
何とも残念というかなんというか。
こじつけですが。どういう理由があったのやら。


チャーリー「不器用でごめんね。」

 デフォルメがかったチャーリーさんの絵柄が好みすぎてヤバイ。
だからフィルター掛かっちゃって冷静な感想が書けないわけですけどね、
まあ仕方ない(汗)
鬼子さん登場から紅葉が舞ってるのがいいんだよね。
ああ、鬼子さんだなあって。
オチも思わずほっこりしてしまったw
最後のページのすとんって落ちる感じが気持ちいいのよ。
 一言指摘があるならば、最後のページ二、三コマ目の鬼子さんかな。
角がないことに気付いてしまいまして……。
いや、仕様ならいいんですけどね。というか仕様だと思う。


G.G「魔法少女★鬼子ちゃん」

「(この作品は)裸にシルクハット、蝶ネクタイにステッキ、靴下で、原稿を朗々と朗読する」のが正しい読み方です。(by劇団鬼子)

 というわけで、後ろで母者が韓国ドラマを見ている中で
これを読むのは困難を極めたワケですが、とりあえず一言。

変態だあああぁぁ!

まあ、なんとなーく
タイトルと一ページ目のヒワイドリの台詞で
あらかた予想が付いてましたが……w
いやあ、あぶないあぶない。
次回もよろしくお願いします(つやつや)


華陀(恵方巻き巻き)「さようなら、鬼子の巻」

 ※これは月刊誌ではありません。
というわけで、いきなりなんの前触れもなく第26話です。
キャー黒金蟲さーん!
と興奮している読者はきっとうちだけじゃないはず。
しかし、なるほどこれはクるものがある。
というか、田中さんの中身までよく描かれててすごいなあ。
この作品はぼへーっと読んじゃいけないね。
何度か読んでみて、
1話~25話と、27話以降を妄想しながら読むのがいいと思うんですよ。
  ※個人の感想です。
自分も頑張らないとなあ。


樋口「鬼子の小日本による愛の劇場」

 カ、カオスや……! カオスがここにおるぞ……!
いいねえ、鬼子さん四コマ。
四コマ目の枠外に一言書いてあるところがクスリ、と来るんですよ。
特に、ツッコミのないオチが続くともうどうしようもない感じがいいw
ついなちゃんはもうどこでもこにぽんに振り回されてるような気がする。
 まあ何だかんだで仲がいいおにこにぽんだw
しかし鬼子さん、アンタには同情するぜ……。


しかた
「人肌二枚胴蟷螂と古代遺跡にて」「タコポンタツ」
「サハギントキと海中にて」「混沌因果」


 漫画というか、モノクロイラスト集すな。
「風の谷のナウシカ」の原作を眺めてる感じ。
まず驚くのが、トーンを一切使わずに描いてるってことだわさ。
萌え萌えな絵に慣れてる自分にとっては遠いものに感じるけれども、
この綿密さは唖然というか、どう表現していいのか分からない。
むしろどうすればこういう画を描けるんだろうって思う。
こればかりは是非読んで、
飛び散る血しぶきの一滴一滴、
足の一本一本の流れってのをフィーリングして欲しいですね。

「人肌二枚胴蟷螂と古代遺跡にて」左上のガイコツさんもさることながら、
「混沌因果」の鬼子さんの表情が一番好きだなあ。
これで心が両断されちまう。



小説部門

しゃもじ「千々に裂かれた心」
(イラスト・kagati

 唯一の一次元作品ですよ皆さん。
しかも、二段組みのページで36ページ(イラスト込)にもなるという。
もの書きの端くれとして分かる。
この作品は3万~5万字相当の作品である、と。
城ヶ崎的には中編に分類される作品ですね。

 というか、鬼子さんの世界に
近未来(?)ダークでハードなSFの要素を混ぜ込んだ点に、正直驚いた。
他のSS読むと分かるけど、
大抵現代か過去が舞台なだけに、着眼点に脱帽ですわ。
このストーリーを
たったの数ヶ月で書きあげた(んですよね?)のは、本当に尊敬できる。
自分にはまずできない。

 最初は三人称かな?
って思ったら実は一人称っていうのも、
世界観にあった感じで馴染んでました。

 それからイラストがしっかりと文章をアシストしてるわけよ。
自分の作品にこんなイラストが載ったら多分狂喜乱舞する。間違いない。
一枚目の挿絵ね。
あれは見惚れても誰も責めやしない。

 ただ、一人称でかつ、視点を変更する、
ということでどうしても
「今誰の視点で描かれているのか」ってので途中戸惑いましたね。
太字の【】の下に、
現在誰の視点なのかが書いてあるのに気付いたのが
クライマックスだったので、ちょっとしょげました……。

 さておき、戦闘場面の臨場感って言うんでしょうか、
動作自体は人間業であるとは思えないくせに、
リアリティのある動きが見えるんです。
この戦闘描写は読んでいて飽きませんでした。参考にしたい。

 そして、この近未来でハードなSFと鬼子さんが
どうしてマッチするのかといえば、
そいつはきっと、
根本がしっかり「鬼子さんの世界」だからなんでしょうね。
たぶん鬼子さんがどんな人物であるのか、
ある程度輪郭を持っている読者さんであれば、誰もがそう感じると思います。
「鬼子さんの世界」を外れていない立派な二次創作だからこそ、
どんなに枝葉が揺れていても、
鬼子さんは鬼子さんであることが分かる。

愛情があるからこそ、
ここまで枝葉を揺らせたんだと思います。

本当に、「鬼子さんはどの世界にもいる」ってことを痛感させられました。

 ……はい、すみません。
熱がこもりましたが、とりあえず同じもの書きとして
 ・憧れる点
 ・よりよくできると思った点
 ・盗みたい点
をピックアップしました。
お互いのこれからに役立てればなあ、と思いますb

二点目のやつ、
これはまさしく「個人の感想です」なので、
小言半分に流してやってください^^;




その他部門

 えー、つまり、本編以外のところです。
目次やインフォメーション欄なんかのことです。
というか、
「おによめ」の真骨頂は
この部門であるといっても過言ではない!


 小説を読み終えて、
作者陣のあとがきを見たところまでは
「まあ、普通だよな」って思ってたんですよ。

それが、「鬼子の★活動広場」のページをめくった瞬間、
思わず放心しましたね。

ちっちゃな文字で何が書いてあるんだ、と思ったらですね、


鬼子関連で活動中の個人、団体の紹介だった。


かの有名なイメージソング「HAKUMEI」を作詞作曲した鬼ヶ島さん。
UTAU鬼子の中の人、千房響さん。
その他「おにすく~日本幻燈記~」制作メンバーのことや、
劇団鬼子さんと交流のある「いまいち萌えない娘」さんまで、

総勢十二の個人・団体を紹介してるんですよ。



これに、ひどく感動してしまいましてですね……。



正直、自分は一度鬼子さんから離れた身で、
一時期忘れてさえいたと思います。
多分このブログを読み返せば分かるでしょう。

しかしながら、今こうして再び燃え上がってきたのは、
「日本鬼子」というキャラクターが、
「こういった多くの人々に愛されているんだ」
ってことを思い出したからです。


確かに、「HAKUMEI」のときのような熱を、今もまだ持続しているとは言えないでしょう。

大学に入って「鬼子さん知ってる?」って訊いても、
誰一人「知ってる」と答える人はいません。

でも、「日本鬼子」は生きている。

確実に、あの日から今まで根強く生きている。


どうしてだろう。
どうして、鬼子さんに魅かれる人たちがいるのだろう。

自分みたいに、
一度は離れた人間が再び魅了されてしまうその力は何だろう?

「日本鬼子」「小日本」という名前だけのバイブルで、
どうして132ページものアンソロジーが生まれてしまうのだろう。


それはきっと、名前の奥に眠る、多くの人々の声
(つまり、スレに書きこまれた26000のレスと、イラストやマンガ、小説、詩、音楽、動画といった創作物)
が集結しているからなんじゃないかと思います。


もしそう考えるとするならば、132ページのアンソロジーなんてちっぽけなものです。

氷山の一角とか、そういう例えどころじゃないほどちっぽけですよ。

たぶん自分が考えるより、
もっともっと大きな、大きな世界が
いたるところに散りばめられているんだと思います。



……まあ、だからこそ、初めて鬼子さんを知った方は、
ちっこいカケラから覗いてみればいいんじゃないですかね?

たった3分ちょいでどっぷり浸かれるイメージソング
HAKUMEIなんてまさに鬼子・小宇宙ですよ。教科書ですよ。(個人の感想です)

ぽてろんぐさんの「鬼子たん漫画」は入門に最適ですし。(個人の感想です)

この夏に自分も、新参者向けの二次創作小説作ろうかなって思ってます。


そんで、面白そうだなって思ったら
「おによめ」を読んでいただけたらいいと思います。
(劇団員でない自分が偉そうに言ってますがすみません)

値段も945円で、しかも電子書籍なので、色々不安でしょうし。
自分は買いましたが。
(劇団員でない自分が偉そうに以下略)


まあでも、色々ごちゃごちゃ言いましたが、

つまりこの一言に尽きます。


「おによめ」は、面白い!




えー、2011/7/27 20:00現在、

DLげっちゅ

DLsite

でダウンロード販売してます。

そのうち他のサイトでも頒布予定だそうなので、
詳しいことは
 日本鬼子二次創作サークル『劇団鬼子』WEB
 日本鬼子サークル『劇団鬼子』Twitter
を見ればいいんじゃないかな?


まあ、そんなわけで、怪しい勧誘っぽい語りでやっちまいましたが、

これからも自分は鬼子を支える一人として頑張っちゃうぜ!
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