ほえぶる!

ファンタジーやら現代もののエンタメ小説やら紀行文やら書いてます。自転車にも乗る。「文藝サークル~綴~」の中の人、「おにこくらぶ」の中の人、「ドジョウ街道宿場町」の中の人です。

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ああ、ジジ可愛すぎるよぉ……。


と、ジジのぬいぐるみを七匹抱いて寝たいと思います。
ああ……幸せ……。にゃはーん。
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『翼の生えた少女はもういない。』を書きたい……。
『翼の生えた少女はもういない。』を書きたい……。

あー! なんか踊りそうになるぜぇい!

ども、目の疲れにはブルーベリーのじょがぁです。


しかし、眠いなあ……。
眠いというかだるいなあ……。


今はとにかく休みたいものですね。

まあ、色々と印刷作業があるわけですけども。


それにしても、昨日の奴はウケがあって良かった……。たぶん。

つーわけで、少し休もうと思う。うん。


バトンやりたいけどもう少し待とう。
ども、じょがぁです。
色々と大変(メールとSkypeうぇーい)なところで更新。


一応、公募の小説の添削感想願いを色んな方に送っときました。


前回の公募で失敗した理由の一つに、

『自分の作品を読んでくれる人があまりにも少なかった』

ということがあると思ったので、今回は少し周りの方々にも協力を申請してみました。


……ちゃんとしたメールを送れたのか、とてもとても心配であります。はい。

(ってか、絶対にちゃんとした文章で送れた気がしない。知らず知らずのうちに、絶対気に障るようなこと書いたよ、うん)


というわけで、やっぱりじょがぁは受身形なんだろうなあ、と思います。はい。























とか思ってたら、
メールを送ってないだけだった。


すぐ送ります。


でもって、Read More...でコメント返信っす。

⇒続きを読む

新しいメールフォームを設置したよ☆

こんな感じなんだぜ!

↓↓
↓↓







つーわけで、右の『メールどうぞですよ?』からどうぞですよ?



あと、Read More...でコメ返信っす。

⇒続きを読む

尋常な汗を掻くじょがぁです。


汗概要↓

・室内でも日に当たると汗を掻く。

・外に出ればまず汗を掻く。

・大量の汗を掻く。      ※大量の汗=全身から水滴が湧き出る程度の量。

・十メートル走ったあとにじっとすると、大量の汗を掻く。

・じっとしていても湿度があれば汗を掻くとにじっとしていると大量の汗を掻く。

・でも熱中症にはならない。



つーわけで、男の香水は汗だと思うことにしています。
(なんかアルコール臭いんだよね。うちだけ?)

しかし、
うちの皮膚の水滴は汗なのか、
それとも空気中の水分が凝結したものなのか全くわからないんですよね。



まあ、汗臭い話はこれくらいにして、

どうやらリビングのクーラーが壊れたようです。
しばらく動かしても全く涼しくならず、
リビングより廊下の方が遥かに涼しいという事態になっております。

今窓を開けてますが、うん、自然の風は涼しいですね。
相変わらず汗掻いてますが。


つーわけで、
連日汗臭いじょがぁが触れるパソコンも汗臭い状態になりそうですが、
頑張っていきたいと思います。



まあ、



結論を述べさせてもらいますと、







今日はとても汗臭かったです。











(この記事は世間体的に削除される可能性があります。)



で、Read More...でコメント返信です。

⇒続きを読む

まあ、あれだ、
某文芸大賞に送る短編は、
色々あって規定違反ギリギリorオーバーしているわけですけども、
翼の生えた少女以来の出来になったわけですよ。

雰囲気としては『Arch』みたいなコメディじゃなくて、
『Rain Tomorrow』みたいなシミジミとした作風……だと思います。

ま、規定違反で弾かれる可能性がありますけども、それでも挑戦してみようと思います。
いいですね、いい感じで文学賞行きの作品進行率40%って感じです。遅れは-3%くらいかな?

ども、(21)ではありません、じょがぁです。
ヒント:
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□■□■■■■□□□□□□□□□□□□□
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□□■□□□□□□□■□□□□■□□□■□□
□■□□□□□□□□■□□□□■□□□□■□
□■□□□□□□□■□□□□■□□□□□■□
□■□□□□□□■□□□□□■□□□□□■□
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□□□□□□□□□□□□□□□□□□■□□□

↑手書きで書くとカタカナでなんか書いてあるように見える系

……いや、まあ、ネタが分からない人はそのままでいいと思うんだ。


あー、なんかめちゃくちゃ暇ですわなー。
最近弓道と小説(主に執筆)ばかりやってるような気がする。あ、あとFF。

まあ……やっぱり本を読まないといけないよなあ、って思ってます。
孫子とか雑学の本ばっか読んじゃあいけませんよね!


まあ、そんなことを言いながらも、じょんじょんじゅんじゅんと文字をカタカタしているわけです。
今んところ、長編送りの文字数が大体四万七千字か……。
色々と計算に入れると、完結時には十数万文字になるようですね。
まあ、これでも
『ハルサク!』の三分の二~同じ程度
『翼の生えた少女』の二分の一~三分の二程度

になるみたいです。

約八十日間で仕上げる予定なので、ものすんごいスピードで書かないといけないの……かも。
まあ、残りの二十日間を五千文字ずつ書いていけばOKな話です。

ちなみに、五千文字というのは、好調だとしても四時間~四時間半以上かかるわけで、
少しでもキーボードを止めてしまうと六時間以上かかってしまうときもあります。


つまり、無謀です。



……というわけで、
『翼の生えた少女はもういない。』は九月頃執筆開始ってことも十分あり得るので、
そこら辺はどうぞよろしくです。
(つまり、一話(仮)の公開は九月中旬~十月初め以降になるかもです)



まあ長編の文学賞の方は、今最大の重いシーンを元気よく通過中ですので、
執筆が止まることは多分ない……と、思う……。




いや、まあ、ほら、そりゃね、
『Arch』で挫折したシーン(海斗と葵の二人っきり)になんとなく似たシーンもあるわけで、
そこでこの作品も暗礁に乗り上げちゃうんじゃないかなあって思っちゃったりして、
ちょっとだけビクビクしてます。はい。



つーわけで、この夏は小説の夏になるんだろうなあ、と思います。

でも、一見大変そうに見えて、
実際ニコニコしてばっかりなんで、やっぱり暇なんですよね;

来年の夏はどうなるか分からないっすからね……。
(京都まで自転車で行っちゃってたりするかもですが)



というわけで、この夏休み、
ネタらしいネタを一度もお送りすることなく終わってしまいそうですが、
それはそれで許して下さいませ(汗
昨日の更新で

>噂ではスーパーファミコンの三作(IV・V・IV)がとても人気だそうで。

……なんか、(IV・V・IV)ってなんかの顔文字って感じですよね。
微妙に可愛いと思うのはじょがぁだけでしょうか?

ちなみに某カニ様は(V)・∀・(V) なのですけどもね。



さてさて、今日は部活の帰る間際で雨が降りまして、二時間半くらい部室でうだうだしてました。

うちの部室は湿気が多いことで有名でして、平均湿度は85%くらいだと思います。

噂では95%(98%?)までいったこともあるみたいです。
まあ……つまり、ですね、部室にいるだけで汗(のようなもの)が滲み出るのです。


つーか、水に弱い弓と矢が三百五十日くらいこの空間にさらされているわけで、

しばしば弓に白髪とかホクロみたいのが出現します。



いいか、皆の衆、

これが弓道部クオリティだ。

(ちなみに乾燥材大を四か所くらいに設置しておりますが、次の日になる前に水になります)



で、昨日雨の中グダグダしていて(話題を戻す)、終盤にじょがぁは友人氏とキャッチボールをしたわけですよ。

無論雨の降る外で。

なんかね、とっても懐かしかったですね。
中学の頃はこんな雨でもやってたんだなあって。


うちらの弓道場は屋根がないので、雨が降ったら即中断なんですけども、
野球のように雨の中やるってのも青春してるなあって思いますね。





……そして、

じょがぁはボールを二つ無くした。


更に部室の湿度も上昇した。



あと、Read More...でコメント返信と落書きです。

⇒続きを読む

どうも、FFにはまりそうなじょがぁです。
(なんか、世間に比べ十年くらい遅れてる気がしますが;)

噂ではスーパーファミコンの三作(IV・V・IV)がとても人気だそうで。
(個人的にIVの音楽を期待する、Vのギルさんに期待する、VIのストーリーとタコさんに期待する)

とまあ、なんとなくそういうFFな話が続いてすんません(汗
じょがぁははまるとこうなるんです。



まあ……夏休みになっても暇ですなあ、という話です。はい。
昨日はなんか8時頃には寝てしまったという自分。
(これは暇すぎですよね;)

なんでもいいから暇つぶしになるようなものを買いたいけど、
夏休み終わった辺りに買いたいものが二つほどあって、貯金中なのです。
(父さん、じょがぁにも貯金する能力を身につけましたよ……。たぶん


しかし、最近知った話、ここらで一番の進学校さんの勉強量が想像以上のものでして、

ええと……、


じょがぁは、なんというか、今更ながら凄いなあ、と思う反面、
申し訳ないなあ、とも思ったりしているわけです。



しかし、あれからもう八ヶ月になろうとしているんだなあ、もっと昔の話のように思えるのはどうしてだろう……?

そうそう、『翼の生えた少女はもういない。』の件ですが、この調子なら、
(あくまでこの調子なら)
八月半ばくらいから執筆を開始できるかなあ、と思っております次第です。

まあ、期待しない程度に待って下さいませ(苦笑


あと、Read More...で返信とかです。

⇒続きを読む

どうも、今日から夏休みだー☆ るんるんるん☆(古い上にヤケクソ)なじょがぁです。


さてさて、前回の更新で『全く小説書く気が起きませんがな。』とか言ってましたが、
結局推敲してからはすいすいと書いてしまってやがります。
まあ、多分あれだよね。
書くときは自分は天才だと思えればラクショーなんすよね。

とにかく、やる気が出れば書けるってわけです。単純な脳でスマンorz


最近、自分の小説に自信を無くしかけていたので(Arch的な意味で)、いい起爆剤になりました。
文学賞への作品は現代版の『ワールドフューチャー』風な雰囲気で、
『翼の生えた少女』とは違う雰囲気をかもすぞ~ってな気持ちであります(もやしもん的な意味で

ま、もちろん推敲するときは自分の作品を卑下していたぶらないといけないわけですけども……。
(雨と鞭みたいなもんですよね)


うーん……やっぱり、誰か……というかたくさんの人に自分の作品を読んで貰わないといけないよなあ……。

あ、いや、読んで下さいって言ってるわけじゃないですよ?

でも読んで下さっちゃったりしてくれちゃったりして下さいましたらとっても嬉しかったり嬉しかったり、あと本当に感動の嵐だったりしちゃったりして、更に更にとっても心がジーンといたしますけれども、こんなに長い文を書いたら「クドイ」と言われてはいお仕舞いになってしまいそうなのでムスカ曰く「言葉を慎みたまえ」しますけども、でもやっぱり「読んでもいいよ」だなんて言われたらクハァッ! ってなりますが、まあ……ぶっちゃけ個々に乞い願いますので、もしよかったら暖かく承諾して下さると、本当に嬉しいです(汗


まあ、そんなわけですけど、
(前も言ったかもだけど、)この夏、城ヶ崎は短編と長編の二作品を送ってみようかな、
とか思っているわけで、夏休みに頑張っていきたいなと思います。
ども、『するめいか』のファンです、お便り送ります、じょがぁです。

ラジオネーム『じょがー』が現れたらそれはじょがぁです。若かりし少年の至りです。キニスンナヤ。


さてさて、最近全く小説書く気が起きませんがな。
そりゃ、多分小説を読み始めたってこともあると思いますがな。
まあでも、推敲するとまた変わってくるんだろうかねえ……。


ま、色々と締め切りが近いっすけど、ほのぼのやっていこうかなと思います。
『翼の生えた少女はもういない。』の執筆はいつごろになるんだろうか……。
(公募用の原稿が書き終わってからになると思うんですけども、さあね)


つーわけで、良い子はFFIIでもやって寝ますかね。
(こいつのせいで連日眠れない日々っす;)



で、Read More...でコメ返信。

⇒続きを読む

どもども、最近睡魔とFF魔と戦っております、じょがぁです。

というわけでお久しぶりです。
ブログ更新をサボっていたのではありません。
睡魔とFF魔と戦っていたんです、という言い訳をしておきましょうかね。

まあ、結果的に負けたわけですけども。
(今日も書いてる途中で落ちました。はい)


FFIIを頑張ってるんですけど(まあ古いよね)、やっぱりアルテマが弱いと思うのはうちだけでしょうかね……?

アンデット系の敵にわざとアスピルを放ってMPを上げるのは多分みんなもよくやるはず。



つーわけで、Read More...でコメ返信。

⇒続きを読む

どうも、昨日の今日であって、ボケっとしていたじょがぁです。

そういえば数日前にうちの中学がおニューのインフル君が訪問してきたようです。
多分伊勢原高校に通う近所(?)の方からだと思いますね。

つまり、


次はじょがぁと、
そう言いたいのですね?





さておき……。
なんというか、最近小説を書いてませんね……。
疲れとか読書(!?)とか静岡とか云々でっていう言い訳もあるんですけど、まあなんなんでしょうね?

あー、でもなんつーか、まだまだじょがぁはじょがぁじょがぁで、語彙が少ないんだなあ、と思ったり。

よし、この夏は夏目漱石の夏にしよう。
まずは夏目さんの作品を読もう。
とか思ったり思わなかったり。

そういうことをしないとこれ以上小説をうまく書けないような気がするようなしないような。
よし、メモろう。


つーわけでバトンですわよ。

⇒続きを読む

ブログ『FOREVER‐BLUESKY』三周年記念
WORLD FUTURE Last Chapter -END of the WORLD WAR-
期間限定『ぶるすか!』特別編 ~だいじなぎょうじ~

 空に浮かぶ島、スカイガーデンを見た人間が最初に目につくのは、中央にそびえ建つ大きな塔だろう。
 朝日が遠くヒマラヤから顔を出したとき、スバルがその塔の最上階に住む姫を起こすところから物語は始まる。
 ノックの音、それから静かにドアが開かれた。部屋は朝日が入り込み、白く光っている。
 白いベッドの上に寝間着姿の少女が眠っていた。そして、その背にはツルのような大きく白い翼が生えている。何もかも白い部屋で、唯一の色といえばその少女の青い髪だけだ。
 一歩歩くごとにスバルの腰に差してある体剣が揺れる。決してたくましい体をしているわけではないが全く剣の重さを気にしない歩き方だ。
「おい、ソフィア、起きろ。起きろってば」
 スバル・フォーエヴァーは小さな寝息を立てるソフィアを揺すった。

 スバル・フォーエヴァー
  ‐Sbir Forever‐
 

 物語の主人公である『選ばれし者』。熱血的で優しい、いわゆる少年漫画少年。プレアード騎士団の守護隊長としてソフィアの護衛を任務としている。武器はエターナルソードとトライブレスで、この二つはスバルしか扱えない。


「ふにゅ……ひぁ、なんじぃ……?」
 スカイガーデンの姫君、ソフィア・ブルースカイは目を擦りながら呟くのだが、呂律が回っていない。

 ソフィア・ブルースカイ
  ‐Sophia Bluesky‐

 明るく元気で天然なバーダー(翼の生えた人間)。スカイガーデンの姫君であり、ひょんな理由でスバルに好意を抱く。武器はないがマインドペンダントによる幻想魔法が使える。


「四時半」
 スバルは平然と答える。
「ふぎゅ、おやすみ……むにゃ」
「おい寝るなよっ! 今朝は大事な行事があるからって昨日ハウトさんが言ってただろ!」
 眠りに落ちるソフィアの肩を強く揺さぶる。ソフィアの二度寝は朝が早い今日に限ったことでなく、ほとんど日課になってしまっている。本来鳥ということだけあって朝が早いバーダーではあるのだが。
「やれやれ、仕方ない……」
 スバルはため息を吐き、膝を床に付かせた。それから両腕をソフィアの背中と膝裏に回し、寝間着姿のソフィアを持ち上げた。
「わわっ……」
 スバルが立ち上がると、それは紛れもない(その名の通り)お姫様抱っこだ。
「ったく、今日だけだからな……」
 と言いつつもスバルはこのお姫様がなかなか起きないときはこうして大広間まで連れていく。
「ん、にへへ」
 ソフィアも毎日これをしてもらうのを楽しみにしているのは周知の事実で、それだから二度寝の癖が出来てしまったのだろう。
 器用にドアを開けると、目の前に背の高い人間が現れた。睨みを利かせてスバルを見下ろしている。
「あ、ハウトさん……おはようございます」
 スバルは苦笑いをして挨拶をした。
 だが、ハウトは無言で二人を交互に見る。
 そして、
「スバル君、少しでいいからソフィアをこちらに寄越してはくれまいか? この状況を見て、ふとソフィアに子守唄を聞かせていた頃の記憶が蘇ってしまってね」
「お、お父さん!」
 ソフィアが顔を耳まで真っ赤にした。
「いやあ、悪い悪い。しかし……大きくなったものであるな、我が娘よ」
 鳳凰=ハウト・ブルースカイは大らかに笑った。

 鳳凰=ハウト・ブルースカイ
 ‐Phoenix Hawto Bluesky‐

 自前の明るさと大らかさを持つスカイガーデンの鳳凰(スカイガーデンの象徴的存在)。ソフィアの父で娘を溺愛する。スカイガーデンの建国者で人類初のバーダー。あらゆる武器に精通するが争いは極力避けている。


「というわけで私は行事の準備があるのでここで失礼するよ。またあとで会おう」
 ハウトは上機嫌にスバルの肩を叩いた。それからソフィアを見る。
「ソフィア、あまりスバル君に迷惑をかけるでないよ」
「かけてないもん!」
 いや、今まさにかけてる現在進行形なんだけど、とスバルは心の中で思った。
 ハウトは声を上げて笑い、早足で玄関まで歩いていった。
「ま……ハウトさんらしかったね」
「お父さん、いっつも私のこと子ども扱いするんだもん。もうヤだよ」
 ソフィアが頬を膨らませる。
「そう言うんならもう自分で立って歩いてくれよ……」
「えへ、もうちょっとだけ」
 そう言って、ソフィアは照れて笑った。子どもだ、とスバルは思った。子どもみたいに我儘で、子どもみたいな笑顔を見せる。
 廊下を歩き、付き辺りのドアノブを掴む。そこが大広間だ。大広間にはすでに五人いて、それぞれ席について朝食を取っている。
「お姉様あぁぁ! 待ってましたよぉおぉ!」
 ドアを開けたとたん、スバルの足に衝撃が来た。背中を反り、足元を見る。獣のような何かがスバルの太ももに抱きついていた。そして、その獣のような『人間』と目が合ってしまう。
「残念だったな、そいつはソフィアの足じゃな――」
「う……ウガーッ! この電信柱ッ!」
 小さな少年ロッジャーメイトはなりふり構わず全力でスバルのすねを蹴った。

 ロッジャー・メイト
  ‐Rodger Mat‐

 地底連邦出身のお姉さん好きな生意気少年。風土病により小動物のコスチュームを身にまとったような姿をしている。同じ理由で身長は同い年のソフィアの半分ほどしかない。プレアード騎士団の遊撃隊長でビームブーメランの使い手。


「痛ってぇ!」
 手加減無しの本気の蹴りに蹲りたくなったスバルだが、ソフィアを抱えている今、耐えるしかなかった。
「あっ、ロッジくん! 暴力はダメでしゅ!」
 オレンジジュースを飲んでいた妖精が慌ててこちらに飛んでくる。そして、ロッジャーにしがみ付いてポカポカと頭を叩いた。
「う、うるさいな! この屈辱、期待の裏切り……、シャスナにオイラの何が分かるんだよ!」
 ロッジャーは懲りずに脛を転圧機のように蹴り続けている。ロッジャーは自分よりも年上の女性にゴマをすることで有名で、恐らく今回はドアが開いた瞬間ソフィアに抱きつこうとしたのだろう。残念ながら抱きついた相手が犬猿の仲であるスバルであったため、このような状況になってしまったのだ。
 そんなロッジャーに、シャスナ・フィリーはスバルから引きはがそうと懸命に小さな体で引っ張った。

 シャスナ・フィリー
‐Shashunaf Filly‐

 遠い妖精の星のお姫様。透明な翅を持つ。年齢は七歳で身長はロッジャーよりも少し小さめだが、身体機能的に見ると人間の十六歳に相当する。平和を何より願い、あるキッカケからプレアード騎士団に入団する。武器は様々に変化するライトアイテム。


「それは……ロッジくんのこと、シャスナにはわからないよ。でもなんかいやでしゅ!」
 シャスナの必死な説得が効いたのか、ロッジャーはスバルのすねを蹴るのをやめた。
「仕方ないなぁ、シャスナがそこまで言うんならこの辺で許してやろう」
「やれやれ、出来ればもう少し早くに許してくれよ……」
 長ズボンを穿いているためどうなっているのかは分からないが、恐らくすねは真っ赤になっていることだろう。
「なんか言ったかバカちん! そもそもソフィ姉をお姫様だっこしてるからいけないんだい!」
 蹴りこそ入れないものの、ロッジャーはソフィアを指差し、語気を荒げて言った。
 そう、今の今までソフィアはスバルの心地よいお姫様抱っこを満喫していたのだ。しかもソフィアは嬉しそうな顔をしながら眠っている。
「ソフィア! 起きろって!」
 スバルは半分自棄になっていた。こうしているうちに眠ってしまうことは良くあるのだが、こうしてロッジャーの攻撃を受けている間、しかもその原因となったソフィアが寝ていしまっているのだから無理もない。
 ソフィアがゆっくりと目を覚ます。
「ん……テリヤキ、バーガー?」
「腹減ってんなら寝るんじゃなくて起きて飯食えよ……」
 このマイペースぶりは未だに慣れない。
 スバルは半分以上睡眠状態であるソフィアを無理やり立たせると、お姫様はふらふらと自分の席に着いた。スバルとロッジャーとシャスナもそのあとを追うようにして席に座る。
「おはようさん」
 今まで黙ってミートパイを食べていた青年が呟いた。
「ったく、アンタら見てると飽きへんな。毎日がコントや」
「被害者になってみろよネオン。きっとそんなこと言えなくなるぜ……」
 朝食を取る前から疲れが溜まってしまったスバルが言った。
「……いや」
 ネオンがテリヤキバーガーを手にして呟く。
「アンタが来る前はワイがずっとソフィアはんのお守してたんやで……」
 嫌な思い出があるのか、ネオン・キーガスはイライラをテリヤキバーガーに例えて大口で頬張った。

 ネオン・キーガス
 ‐Neon Keygass‐

 直球勝負の青年。独特な話し方をする。大雑把で決めたらすぐに行動するタイプだが、戦いについては名実ともに優れたプレアード騎士団団長。ソフィアの兄的存在。プレアード騎士団に入る前は牢獄に入れられていたという噂がある。四刀流のビームソードの使い手。


「ご、ご苦労さまです」
「ま、ソフィーの気がアンタに移ってよかったわ」
 つまりそれは、頑張れ、挫けるな、ということなのだろう。先が思いやられる……と思いつつもスバルはサラダを皿に取った。
「ところでシャスナ様」
 ネオンの隣に座る清楚な女性がシャスナに問い掛ける。
「プレアード騎士団になってもう一週間になりますが、ここの生活にも慣れましたか?」
「うんっ!」
 優しく微笑みかけるテルル・アナンと元気よく頷くシャスナが姉妹のように見えた。

 テルルアナン
 ‐Tellur Annan‐

 遠い星からやってきた、礼儀正しい女性。愛称は『アナ』。ある理由から騎士団を引退したものの、他の星との外交を担当している。ネオンとは古い仲。またソフィアの通う高校の生物教師を兼任している。そろそろ年齢を気にしだすお年頃。ちなみにテルルが苗字でアナンが名前。


「シャスナ、みんなの名前言えるようになりまちた!」
 その元気に、スバルや他のみんなも笑顔になる。
「えっとね、まずアナしゃん!」
「ええ」
 アナが目を細める。
「それから、スバしゃん!」
「お、おう」
 スバルはサラダを口にした瞬間だったので、少し間抜けな姿になる。
「ソフィしゃん!」
「シャスナちゃん!」
 なぜかソフィアはシャスナの名を嬉しそうに呼んだ。ちなみに彼女の眠気はもう完全に吹っ飛んでいる。
「ロッジくん!」
「よっしゃあ!」
 なぜか雄叫びを上げる。だが姿が姿なので、どうしても可愛く見えてしまう。もちろんそれは外見だけの話だが。
「えっと……ネオン、さん」
「……ワイだけ改まってんねやな」
 ネオンは苦笑を浮かべる。ネオンは身長が百九十四センチとずば抜けて高く、しかも眼つきがかなり悪いため、まだ騎士団に入団して間もないシャスナにとっては恐怖の対象なのだろう。
「みんな大好きだよ!」
 シャスナのひまわりのような笑顔に、食卓の一行は皆和んだ。
 ……一人を除いて。
「ちょぉーっとタンマ! 何かオラのことさ忘れてねえかぁ?」
 音を立てて立ち上がる謎の人物。しかし、背が小さいため立っても座っても対して背は変わらない。
「そういえば今朝はお客さんがいらっしゃるみたいですよ」
 アナがソフィアに話しかける。
「お客さん……?」
「ええ、確かエーレ様が」
「そこぉ! オラを無視するなぁ!」
 どうやら、彼は存在しないことになっているようなので、スバルも無視して朝食を再開する。
「こら、作者さんは、作者さんだけは無視しないでくれよお!」
 え、ああ、ごめんなさい。

 スナロ・ダ=ペル
 ‐Sunaro da Peru‐

 辺境の地からやってきた訛りのある少年。銃の達人であるが、見た目がみすぼらしすぎるために大抵の人は信じてくれない。シャスナが本気で忘れてしまっているように、存在感が薄すぎるが、自然を愛する優しさと正義的使命感を持つ。以上。


 と、そこでチャイムが鳴った。
「おお、噂をすればってとこやな」
 ネオンが立ち上がり、出迎えようとしたところで大広間のドアが開いた。
「お邪魔するぜ」
 現れたのは、数本の電光のついたバイザーを付けた男だ。片足を壁に着け、クールにコーヒーを飲んでいる。
「エーレはんなあ……。不法侵入って知っとるか?」
「クッ……正当な理由なくして他人の土地や住居に侵入すること、だろ?」
 エーレはコーヒーの香りを嗅ぎ、囁くようにして言う。何ともキザな奴だ。

 エーレ
 ‐Aree-

 謎に包まれた男。顔も特殊なバイザーで包まれている。唯一分かるのは大のコーヒー愛好家だということ。それとカッコよさげに見える無駄話が得意。バイザーからビームを発射するという噂がどこからか漂ってきている。


「あのなあ……分かってはるんなら実行しはんなや!」
「クッ……、、いいかネオン。男にはやらなきゃいけねえこともあるのさ……」
 平然と呟き、黒い液体を口にした。
 ついにネオンの怒りに近い苛立ちが最高潮に達した。
「あ・ん・さ・んなぁ……!」
 怒りに震えるネオンの肩を、アナが優しく叩く。
「ネオン様……」
「テルルは黙っとき!」
 肩に乗った手を振りほどく。
「ネオンちゃん!」
 今度はソフィアがネオンにしがみついた。
「ダメです! そんなことしたって、意味がないです!」
 ネオンが振りほどこうとするのだが、ソフィアはなかなか離れない。
「確かにエーレさんはふざけているように見えるかもしれませんが、でもエーレさんは本気なんです! だから怒っちゃダメです!」
 ソフィアは必死に訴えた。
「必死に訴えてるけど、それエーレさんのフォローになってねえぞ、ソフィア……」
 スバルが小声で言った。
 しばらくの沈黙。ただ大広間にはコーヒーの香りだけが漂っていた。
「……ソフィア」
 エーレが呟く。
「クッ……。男ってもんはいつも本気さ……」
 コーヒーを一口飲んだときには、大広間はどうしようもない空気に包まれてしまった。
 誰も何も言えなければ、誰も動けなかった。
 恐らくスナロ=ダの大きなくしゃみが無ければこのまま日が暮れてしまっていただろう。
「……それで、エーレしゃんはどうしてここに来たんでしゅか?」
 シャスナが首を傾げて訊いた。
「クッ……、子猫ちゃんにはまだブラック・コーヒーは早すぎるだろうよ。だがな、世の中にゃそれでもニゲェコーヒーを飲まなくちゃいけねえことがある。でも、方法はたくさんあるはずだ。どうしてもニガくて飲めねえときは、ホットなミルクとスウィートなシュガーに頼ってもいいはず、だぜ」
 そう言ってエーレはブラックコーヒーを飲んだ。彼はどんな時もブラックコーヒーを飲む。ミルクコーヒーで飲むことはなかった。それはきっと遠い過去に決意したプライドなのだろう。だが、シャスナの質問の答えとしてはカッコ悪いどころか答えにもなっていなかった。
「要するに、だ」
 エーレがマグカップをスバルたちに突き出した。
「大事な大事なお祝い事が始まるってことだ。場所はロビー、だぜ」
 そう言い残してエーレは大広間を立ち去った。
「……ったく、アイツは何度会っても慣れへん。意味不明すぎるわ」
 ネオンは不服げに頭を掻いた。
「ま、とにかく仕事や仕事。ちゃっちゃかと済ますで!」
 ネオンが促す。
 スバルやソフィアたちも立ち上がり、ネオンを先頭に大広間を出ようとする。
「あ、待ってくだしゃい!」
 シャスナがドアノブに手を掛けたネオンを止める。
「なんや?」
「あの……ソフィしゃんの服装……!」
 全員の目が一斉にソフィアへと向く。
 当然スバルがソフィアを起こした時の服装と全く変わらない。
「寝巻き……か」
 ぼんやりとスバルは呟いた。
「何ボケっとしてるんや!」
 と、ネオンがスバルをど突いた。
「ソフィー、はよ着替えろ!」
「え、あ、はいっ!」
「ソフィア様、わたくしも手伝いますわ」
「シャスナもー!」
「お姉様ぁ! オイラも手伝っていい?」
「どさくさに何言ってんだよ、変態狸!」
「ウガァ! ヘタレは黙っとれニンジン頭!」
「あーうるさいわぁ! スバル、ロジャー、先行くぞ!」
「オ、オラは……?」
 今日は行事のために朝が早いけれども、いつも通りドタバタな一日が始まった。
 スバルにとって、このメンバーは個性的で、なかなか慣れるのが大変であるのだが、それでもまた楽しい一日となるのだろう。
 こんな幸せがいつまでも続いてほしい……。そう願いながら『選ばれし者』は大広間を出た。



『あとがき』

 ども、城ヶ崎です。テスト期間中に夜中の三時くらいまで書き続けた結果です。
 もうね、どうしようもないくらいぶっ飛んだ作品になってしまいました。ワールドフューチャーはこんなにコメディじゃねえっす。でもソフィアがニコニコだから許す。
 ま、この作品は五日間(一八日~二三日)の限定公開ってことだからそういうわけで。
 つーか、まだ書き足りない感がマックスです。でもここで鉛筆が止まってしまう自分を許してやってください。
 書いててわかったんですけど、ワールドフューチャーはストーリーが完璧に固まってしまった作品で、しかも昔々に作ったストーリーなので、全体的に硬くなってしまってますね(汗
 柔軟体操しないとなあ……。








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 ――統流君。

 夢の中で、オレの名を呼ぶ声がする。
 そう、オレはこの声が夢の中からしていることを知っている。
 もしくはこの状況は『まるで夢のような』現実、ということだ。
 でも実際、これは夢だ。そのうちオレは目を覚ますだろう。
 そう、オレは知っている。


 ――翼の生えた少女はもういない。




 ――ま、どうせ暇だし、ね。

  しらっとした統流の腐れ縁

神子元 奏
     ~KANADE Mikomoto~


「……付き合ってやるわよ」



 ――俺だけ置いてけぼりっすか?


  いじりがいのある自称不良

大瀬崎 駿河
     ~SURUGA Osezaki~

「じゃ、早速だが、行くか!」



 ――ほれ、桜の季節じゃし、の。

  謎多しボケの入ったおじいさん

大家さん
     ~Ohya-san~

「ほう、懐かしい……」



 ――あらあら、いっらっしゃい。

  スロータイムの中心点

統流のお袋
     ~TOBERU's Mother~

「大事に、しなさいよ」



 ――それでは、行きましょう。

  奏の新しいお友達

伊東 吉佐美
     ~KISAMI Ito~

「あわ、私だってしてやりたいこと、たくさんある」





前作『翼の生えた少女~Another Story of WORLD FUTURE~』
でもお馴染みの登場人物

今作では新たに多数の登場人物が登場



 ――…………。

  口を閉ざす少女

大室 いずみ
     ~IZUMI Ohmuro~

「……う、あ」



 ――僕はいずみを守り続ける。ずっと。

  いずみに全てを尽くす美少年

白渚 慶二
     ~KEIJI Shiranagi~

「キミに何が出来る?」



 ――今更言うこともない。

  頑固で無口な親父

統流の父さん
     ~TOBERU's Father~

「茶でも、飲むか?」




    ――――そして。



 ――オレは苦悩することになる。

 ――このときのオレは、もちろんそんなことを知るわけがなく。

 ――夢を夢だとし、そして、目を覚ますのだった。



穂枝 統流
     ~TOBERU Hoeda~

「……会いたい」



 ――統流君。

翼の生えた少女
     ~A Girl Having The Wing~






           消えゆく夢

                              小さなペンダント
    記憶の断片

                                              散りばめられた想い

                 裏山の桜
     何もない世界

                                        白い希望
                     白い奇跡

 過去

                                 恐れ
          不安
                                                 恐怖






 今まで明かされなかった謎は、


 翼から抜け落ちた羽根が、


 大地に降り注ぐように……。








 そして、最後に行きつく場所は…………。















      翼の生えた少女はもういない。








 全てはここで終わり、


                                          全てはここから始まる……。



Coming soon ...
 始まりは、一瞬の出来事だったような気もする。

  それとも、ゆっくりと動きはじめたのだろうか。



 運命は、目を覚ます――。


――私、南原リン。同じクラスだね! よろしく!

 突如現れた笑顔の少女
  南原 リン~Lin Minamihara~

――ひ……ひか、り?



――暑いね~。いやあ、暑い。

 ボケといじられキャラな天才発明家
  朝倉アレン~Allen Asakura~

――幸い、この本に転送装置の設計図が載ってあることだし。
  ……このくらいなら、作れそうだな。



―― ……テンペスト。

 運命を身にまとう冷静沈着な少年
  アデュー・エルステッド~Adew Oersted~

――父さん。父さん、だよな……?



――どーでもいいこと、ごちゃごちゃ言うなぁぁぁ!!!

 アレンと良いコンビ(痛いツッコミ的な意味で)な格闘少女
  早乙女ライム~Lime Saotome~

――お前ら……ぜってえ許さねえからな。ぜってえに……。



――私はスバル。スバル・レイ。魔法使いよ。

 失われた魔法を継承する女の子
  スバル・レイ~Sbir Ray~

――どうか、あなたたちの力を貸して下さい。カスタムを集めるために……!



――ウソだろ……? オレが……?

 選ばれし少年を夢見る少年
  伊弉諾シェイク~Shake Izanagi~

――オレが、選ばれし少年、なのか?




 平凡な日常……。



――三年五組の担任になりました、皆さん、優しくしてくださいね!
横山タクト~Taktsto Yokoyama~


――タクト先生! 我々にも居残りさせてください!
会長~The president~
   タクトファンクラブ会員~Taktsto fun club members~




 非日常が当たり前になる日……。



――三年生でしょ? そのくらいは……わかってもらいたいわねえ。
シェイクが気がついたときには、タクト先生の指の隙間から、指揮棒が現れていた。その殺意に、シェイクは息が詰まった――

――生徒会室へようこそ、南原をお探しの伊弉諾シェイク君。
薄ら笑いを浮かべる会長が、会長の椅子に座ってシェイクを待っていた――

――知ってしまったからには、消えてもらわないと困る。やれやれ、手間をかける。
校長~The principal~



 そして、少しずつ、異変に気付いていく者が現れる。



――そりゃ、爆音を聞いたら僕みたいな野次馬はすぐさま駆けつけるって。
そう言って、アレンは笑った――

――オレが追う光と、新たに発見した光がこの場所で融合したように見えたからな。
アデューと名乗った少年は、カードをしまいながら言った――



 運命とは、なんて残酷なのだろうか。
 運命とは、どうして人をつながるのだろうか。




――三百年前に起こったことと、今起こってること……。同じだ。
シェイクは、自分で真実を見つけたことに、手が震えた――

――お前らは、生きなければならない。だから、オレは……。
アデューは、独り言をポツリと言った。そして、その聖剣を天に突き付けた――



 知ることになる。
運命の終点に、必ずそれが存在するということを。




――お教え下さい。あなたの、願いを。

 願いを叶える者~Wunsch Unterstutzung Birder~

――祈りを、カスタムに籠めて……。





  それは、運命のカスタム……。


       カスタムオブフェイト






「なんか、中学校生活最後の一年間は楽しくなりそうだ。きっと、今までの二年間なんて、比べ物にならないくらい……」
 呟くようにシェイクは思い、そして心を躍らせた。


 ――長い間止まっていた物語の歯車は、


   きっとこの時に動いたのだろう。


Custom of Fate
 Coming Soon.... M...maybe;;

※予告版の文章は、正規の公開をしたとき、微妙に変わる可能性があります。
――Arch

 中学校での僕は、周りから見れば、ガリ勉・臆病・運動音痴の三拍子が揃っていて、とても嫌われてたと思う。
 ガリ勉なんていっても、僕はとりわけ頭がいいわけじゃない。成績は上の中くらい。ガリ勉と言われてる割には、いいポジションではないことは確かだ。きっと、物静か(陰気と言ったほうが様になってる)だったから、そうみんなが思ってるだけなんだ。
 ……自分の頭には自信がなかった。
 だから、高校はみんなが薦めるこの地域では一番頭のいい高校に行かず、もう一ランク下がった高校に入った。きっと、頭のいい高校に入っても、授業についていけず、堕落するだけだと思ったからだ。
 それに、僕はガリ勉なんかじゃない。ただ、おとなしいだけだ。
 そんなイメージを奪回すべく、高校に入学したら、もう少しはじけた生活を送っていきたい、とも思っていた。
 でも結局、入学式が始まったあたりで実感した。
 そんなに一瞬で性格を変えることなんてできない、と。
 入学式の放課後、そんな僕に、顔の知らないクラスメイトから声をかけられた。
「軽音部に入らないか?」
 僕は、頷いた。きっとそれが始まりだったんだと思う。

  僕が、『Arch』の一員だって、気が付いたんだ。


    僕は支えられている。
      大切なあなたに。

    僕は支えている。
      大切なあなたを。

    いつしか僕は、
      知らず知らずのうちに、
        あなたと同じほうを向いて、


  ――共に、歩いていた。





         Arch、登場人物紹介。


 昔は、たった一人で歩いていた。
 でも僕は何かを求めるようにして軽音部に所属した。
 僕たちは仲間と共に音を奏でる。
 音は、一つとなった。
――お前は、みんなを陰で支えるベースだ。
 その一言で、音楽初心者の僕はベースとなった。
 そして、一つのバンドができあがる。


――そんな……自信なんて、ないよ。

 必死に前進しようと頑張る少年
~ベース担当~
  葉山 海斗
~KAITO Hayama~ 


――僕には……できないよ。そんな、そんなこと……。




――魅せてやれよ。お前はできる奴なんだからよ。

 音楽に魂を注ぐ不良少年
~ドラム担当~
  小柳 照
~TERU Koyanagi~ 


――俺たちは『Arch』なんだ。



――人が、怖いんです。

 過去に持つ傷を必死で隠す静かな少女
~サックス担当~
  烏帽子 葵
~Aoi Eboshi~
 

――声をかけてくれたとき、本当に安心したの。




――なんでこんな奴とずっと一緒にいるのかしらね……。

 『明るい』『元気』が取り柄のバンドリーダーの少女
~ボーカル・エレキギター担当~
  南浜 途和
~TOWA Minamihama~ 


――どうせやるんなら、パーっとやりましょうよ。パーっと!




――たまには、息を抜いたらどうだ?

 ツッコミをくれるマンガ家志望少年
~自称バンド応援担当~
  三浦 片瀬
~KATASE Miura~ 


――遥か彼方に咲く一輪の花のように……って言わせるなっ!




――あなたの力……をお借りいたしますわ。

 突如現れた謎の留学女子
~静かに見守る番人~
  ミナト・フォン・シュヴァルツヴェルト
~MINATO von Schwarzwelt~

――その面でわたくしに敵うと思いまして?




サックス、エレキ、ドラム、ベース。
不思議な組み合わせのバンドは、不思議な音を奏でた。
とても楽しい学校生活を送っていた、そうみんなには見えるんだろう。



 ……でも、僕はまた出会うことになる。



――あれ? ……久しぶり! 元気だった?

 僕は、今もなお迷っていた。

――そっちの学校での生活は、どう?

 あの選択は正しかったのだろうか……?

――そっか、軽音部に入ったんだ。昔と変わったね。

 変わらないでほしい、と僕は願った。


 なぜなら、

 ……その人のことが、好きだったから。



――こっちの高校にくればよかったのに。楽しいよ?

 少し変わった笑顔の少女
~吹奏楽部オーボエ担当~
  酒匂 ツナミ
~TSUNAMI SAKAWA~
 

――家帰る前にいつもここ寄ってるの? 私はいつもいるんだけど。




僕は、たった一人で歩いていた。
本当は、たくさんの人と一緒に歩いていた。
二人……三人……。いや、もっともっと。
僕と知り合った全員と、僕はつながっていた。



この物語は、心揺れ動く夏の出来事。

  自信を持てずにいる一人の少年の物語。

    人を信じることにためらう一人の少女の物語。

      目標に向かって努力する一人の少年の物語。

        一途の想いをただ我慢する一人の少女の物語。

          たくさんの葛藤に悩み続ける一人の少年の物語。

            孤独の恐怖をじっと抱え込む一人の少女の物語。


 そして、
   四人のバンドグループ『Arch』と
     その周りの人々の、


  心温まる物語。


――ありがとう、みんな。



『Arch』

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はい、というわけで、とりあえずお掃除しておきました、じょがぁです。

必要ない記事は消しときましたんで、これでいつでもこのブログを表にすることが可能なのですよ。


ちなみにこのブログは検索しても出てきません。
たぶんあれ、
ロボット検索防止とかじゃなくて
普通に目立たないだけなんだと思う。



まあ、そんなわけですけども、これからもよろしくですがな。

じょがぁへのお便りは
  こちらからどうぞ。

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